事業を目的の状態に持っていくには、継続と改善が必要とどこかで読んだ覚えがある。
実際に私も継続が儘ならず上手くいかなかったことは多い。というかほぼその通りである。
一方ですぐに損切りしてより良い選択にシフトしていく必要性を説く人もいる。それもまたその通りだが、一方でそれは強者の発言のように思えてならない。
事業何周目かの方が、ある程度早い段階で成功失敗の判断がついたり、常に思考の余裕を作れるほどの予算や組織があるからこそ言えることではないだろうか。
だから私はまず一つのよくある事業をちゃんと軌道に乗せる。年間の売上5,000万円くらいのビジネスを複数作る。このゲームを何度もクリアして、正しい判断力を身につけてから大きくチャレンジしても良いと考える。そのため、今は「継続と改善が大事派」である。
だがこれが言うは易し行うのは難し。
目の前のお客様を対応し続けていると、改善のための認知が割けないし、残った僅かな認知で施行するも改善なのか施策の乱打なのやらわからない。
とはいえお客様対応を誰かに任せるほどの予算などない。
実践には、施策が積み上がる体制が大事だ。
僅かに残った認知ですべきことは「ロードマップを描き直し続けること」だ。
これさえやっていれば、施策の乱打もちゃんと道の上にあるか判断がつき「改善」として実行することができる。
- 一度しっかり時間を作って、書き直せるホワイトボードにロードマップを書くこと
- このロードマップを紙に転記し、壁に貼る
- ロードマップに施策のポストイットを貼る
- 毎週このロードマップをホワイトボードに書いて、新しい紙に転記・貼り直す
これだけ実践していれば、外れないし積み重なります。
もしあなたも一人社長で、プレイヤー&経営者&投資家ならこれを実践する価値があるかもしれません。