2023/11/13
今日まであまり多くを書き残せなかったのは、始めたての会社に必要では無い労力を多分に入れ込んでいたからに違いない。
交流会にマッチングアプリに、そこを通じて何かが起こりそうなところにひたすら参加したが、そこにはカレンダーを面談で埋めてくる営業代行と、giver精神の大事さを解きながらネットワーキングへのコミットを求める団体の勧誘が主になる。あとは同じく案件を求める駆け出しの社長。
どこかで見返りを求めるtaker気質が漂う空間だった気がする(私の周りだけかもしれないが)。
人と繋がり仕事を生み出すには、信頼関係が必要になる。本当に頻繁に誰かと会うか、何かを一緒にやるか、悩みを解決するか。
どれも手間がかかるが、一つ最も低コストでみんなのためになる方法を見つけた。
それは紹介することである。この行動自体に私にとってのメリットはそう大きくないが、周囲のgiver精神に溢れた方を見るとこれが良い方法と感じられる。
人の悩みをよく聞き、人の強みをよく聞く。
それから自分のつながりあるひとを定期的に気にかけ、時たま連絡をして様子を聞く。
これであれば協業して何かを成したり、仕事を請け負うよりもずっと容易に誰かのためになることができる。そうして誰かを繋ぎ続けた先では、お互いに助け合い成功を応援し合える素敵な関係性が構築できているに違いない。
2023/11/21
エンジニア社長として8月に会社を立ち上げて色々やろうとした。
それは頑張ればなんでもWeb系システムを作れると言ったら、周りの人が一緒にやろうと言ってくれたからだ。加えて孫正義社長の言葉に感化されたことも大きい。
「いろいろな可能性に並行して投資することで大きく伸びる事業を見つけることができる」
しかし、その言葉には続きがある。
色んなものに投資するためには、人と手を組み投資額を分割することがHowToだと。その実践は全くできていなかった。
システム開発をするのは私ならば、結局リソースの分割はできていなかった。ちゃんと4人分くらいの働きを常に求められ、結果として1-2ヶ月経ってもいずれも牛歩の歩みであった。
体制化するか、システム会社と手を組むか、さもなければ関わるものを絞らなくてはならない。
私は絞ることを選んだ。正確にはずらした。
今は自社サービスを粛々と組み始めている。これがひと段落プロトタイプとしての仕上がりを見せたら代理店営業してくださる方にお願いして、次のシステムに着手していこうと思う。
最初の開発さえ早く終わらせられれば、1年スパンで見ると並行して検証が進む。
やろうとしていることは個人開発の頃と何も変わらず、短期間でプロダクトを作り続けながら、販売施策を並行して協力して打っていく。良いもの作って売る。
2023/11/29
大阪に来て大学時代からの友人と「退屈と暇の倫理学」について会話した。
記号の消費と浪費の境目はなんだろうと。
悪いパターン
・際限のない情報摂取になる仕組み … Twitter
・ブランディングの付加価値による浅慮な選択 …
何かを好きになるには他人の好きを真似ることから(つまり浅慮な思考による真似?)入らざるを得ないことも心得ている。そこから初めてみて自分がどう感じるか。それを記号から言語化することが大事なのではないかと。
自分がこれまで真似てきたものも、その友人はまた別のところから真似てきているだろう。
そうやって真似の連鎖の原点に企業によるブランディングがある場合は、記号的な雰囲気に惑わされている可能性があるのではなかろうか。真似の連鎖の途中にある人々は皆誰しもそれが好きな理由を説明できないかもしれない。
好きが高じて店を出したカレー屋のような、そんな好きに憧れるこの頃。